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2017-03

鍵盤の割れ修理 - 2017.03.09 Thu



鍵盤に埋め込まれている鉛は錆びると膨張して膨れ上がり、鍵盤が割れることが有ります。

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この場合は、鉛をオーバーサイズのフォルスナービットで一旦抜いてから穴を埋めますが、この時多くの技術者は鉛の大きさに合わせて8mm、10mm、12mm、14mmとそれぞれの鉛に合わせて穴をあけ、それぞれの大きさのプラグで穴埋めをする方が多いようですが、私の場合は。すべて一律に15mmのビットで鉛ごと抜いて15mmのプラグで穴埋めをします。
その方がはるかに作業性は良くなりますし、プラグは15mmの一種類だけで良いので断然早いです。

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こんな感じです。
一番下の白鍵は接着時にクランプで強く挟んでいたのですが、年季の入った割れだったのか少し上下に膨れ上がっているので、鍵盤を貼り替える時に、ベルトサンダーで上面と下面が水平になるように少し削ってから白鍵を貼り換えます。
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116年前のベヒシュタインの鍵盤漂白 - 2017.03.05 Sun



鍵盤筬の漂白の次は鍵盤自体の漂白です。これはキーブッシングやバックチェックスキンも全部貼り換える時でないとできませんが、アンティークピアノのオーバーホールの時にはよくやります。

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バックチェックアンダーフェルトとバックチェックスキンも蒸気を当てて剥がしています。鍵盤は漂白することで、真っ黒なヨゴレと黄ばみで見えなかった鍵盤の木目がクッキリと見えるようになっています。

鍵盤筬の漂白 - 2017.02.22 Wed

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ビフォアーアフターです。



116年前のベヒシュタインは経年変化とヨゴレによって鍵盤筬は真っ黒になっていましたが、漂白してからすべてのキーピンを打ち替え、バックレールクロスも貼り換えてすっかり綺麗になりました。
また仕事の合間で天気の良い日を見つけて今度はもっと汚れている鍵盤部分を漂白してバックチェックアンダーフェルト貼り換え、バックチェックレザーの貼り換え、キーブッシングクロスの貼り換え、鍵盤の割れの修復など、鍵盤本体の修理にかかります。

1901年製ベヒシュタインMod.B - 2017.02.08 Wed



フェイスブックの方ばかりやっていてこちらのブログの更新が遅れていました。
ベヒシュタインの本体の修理もフレームの溶接修理が終わったようなので、アクションの修理にボチボチ取り掛かります。

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相当汚れていますが、木部は2液性の漂白剤で漂白するので綺麗になりますから、まずはこの汚い状態を覚えていてください。

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ハンマーレールを取り外したところです。

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ブラケットのネジを取り、アクション部を取り外したところです。相当傷んでいます。

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鍵盤には鉛の錆が膨張して割れが出てきている個所もありました。

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アクションの構造はアブストラクトアクションと言って、鍵盤とウイペンサポートがネジで結合されているタイプのアクションです。
この時代のベヒシュタインはヘルツ型(Wスプリング)のアブストラクトアクションが多いのですが、このピアノはシュワンダー型(シングルスプリング)のアブストラクトアクションです。


買い取りピアノが続いて入荷しました。 - 2017.01.23 Mon



これはカワイのKL-62KF ATで純正のサイレント付きです。買い替えのお客様からの下取りで入荷しました。

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こちらはヤマハのW106で長い間使ってなかったお客様からの買い取りです。

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またこれは昨年末に買取したピアノですが、ドイツ製のクラング&シュペールです。後付けのサイレントが付いていますが、せっかくのドイツ製なので、もし必要なければサイレントは取り外すと、よりタッチが良くなります。

それぞれの用途によって気になる商品がおありの方はご連絡ください。

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Author:weissenbach
香川県で輸入ピアノ専門店と修理工房を営んでいる白川ピアノ調律所です。
ワーグナーが愛し、リストが人生の最後に探し当てた究極のピアノ・シュタイングレーバーピアノの日本輸入代理店です。

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