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2017-09

象牙鍵盤の折損修理 - 2017.09.17 Sun



スタインウェイMod.Kの鍵盤は象牙ですが、1枚だけ手前側の部分が欠けているのが有りました。

zouge_2.jpg

アンティークの修理はよくやるので部品取りしていた中から使えそうな象牙のフロント部分を選びました。

zouge_3.jpg

欧米のアンティークピアノで象牙を使っているピアノでは2枚継ぎの物が一般的で、どうしても指の良く当たるフロント側の象牙の摩耗が早いのでフロント部分だけを貼り換えているピアノをよく見ます。今回も欧米の修理と同じようにフロント部分だけを貼り換えました。


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アクションはほぼ組みあがりました。 - 2017.09.07 Thu



1920年製のスタインウェイMod.Kのオーバーホールですが、アクションはほぼ組み上りました。後はレギュレーチングボタンパンチングを貼り換えるくらいで部品の交換は終わり、アクションの調整をしてタッチを作り出す作業です。
全てのパーツを交換しているので何も無いところから働きが出るところまで持っていく作業は結構時間がかかります。


S&S Mod.Kのアクションパーツ交換と組み立て - 2017.08.23 Wed



アクション部分は虫食い、ヨゴレ、経年変化による変色で真っ黒になっていました。

MDK_2.jpg

まずはウイペンのアッセンブリー交換から。

MDK_3.jpg

ハンマーヘッドはお客さまの意向でニューヨークスタインウェイなのでアメリカのコールドプレスのハンマーを使用してアメリカの音にする為、針刺しは無しでいきなりプリシェイピングから。

MDK_4.jpg

アップライトの穴あけは貫通するといけないので穴の深さの位置決めを慎重に決めてから穴あけ加工です。

MDK_5.jpg

本来はアップライトのハンマーシャンクを一定の長さにカットをする為の櫛刃の部分だけを利用して作ったアップライト専用のハンマー付け用の自作の冶具です。
これを使うとハンマーヘッドの後ろ側の腹部分に直定規を当てる事でハンマーの取り付け角度(レイクアングル)を1セクション一度に綺麗に揃える事が出来ます。
接着剤が固まる前に角度を手早く修正して一直線に並べると、自然にハンマーの取り付け角度が揃います。

SSMDK_6.jpg

ハンマーヘッドの交換中。






約100年分の錆とヨゴレを取ります。 - 2017.08.05 Sat



100年近い間に錆とヨゴレで真っ黒になっていたので右側の半分だけ良く解るように汚れを取って比べてみました。
象牙の白鍵も漂白して白くできるのですが、この部分は依頼者のご希望でこのままの方が良いとの事でそのままです。
木製のキャプスタンボタンは部品の到着を待って、新しいキャプスタンボタンに交換予定です。


Mod.K 棚板と鍵盤筬関係の修理 - 2017.08.05 Sat



真っ黒に汚れていた鍵盤筬と鍵盤を全て取り除き綺麗に掃除をしました。

tana_2.jpg

バランスとフロントのキーピンは全て抜き取り、キーバックレールクロスも取り除いた状態で筬を棚板に取り付け。

tana_3.jpg

バランス、フロント共キーピンを全て新しいピンに打ち替えました。

tana_4.jpg

キーバックレールクロスを貼り換え、バランスとフロントのパンチングクロスを入れて鍵盤筬部分が出来上がりました。



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Author:weissenbach
香川県で輸入ピアノ専門店と修理工房を営んでいる白川ピアノ調律所です。
ワーグナーが愛し、リストが人生の最後に探し当てた究極のピアノ・シュタイングレーバーピアノの日本輸入代理店です。

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