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2017-05

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オールドベヒシュタインの鍵盤修理 - 2017.04.19 Wed



バックチェックの貼り換えですが、オリジナルのアンダーフェルトがブルーだったので見えないところですが、こだわってドイツから取り寄せました。バックチェックスキンは現代ではほとんどのメーカーが合成革製になっていますが、このピアノには本物の鹿革を使います。

IMG_1340.jpg

鍵盤はかなり昔にアメリカで貼り換えられていましたが、品質が安っぽいのと貼り方が雑だったのでドイツ製のキートップに貼り換えます。

IMG_1342.jpg

アブストラクトアクションを鍵盤に止めているビスの穴をパテ埋めして、現代のピアノと同じようにキャプスタンをねじ込む為の下穴あけです。

IMG_1344.jpg

キャプスタンは現代の通常の物よりも5mmほど長いキャプスタンを使って、元の設計のバランスを崩す事なく現代のアクションに改造しています。
あとはキーブッシングクロスの貼り換えだけですが、オリジナルは子牛の革を貼っていましたが、革は部位によって同じ厚さでも硬さや抵抗値が変わり、精度の高い調整や後々の修理を考えるとカシミアのブッシングクロスの方が良いと思い、ドイツから0.9mm厚と1,0mm厚のブッシングクロスを取り寄せてフロントとバランスの抵抗を見ながら貼り換える予定です。


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S.53年製G3Eカスタムの納入調律。 - 2017.04.02 Sun



昭和53年製ヤマハG3Eの改造モデルの納品が終わり納入調律に。
工房にもスペースが出来たので次は昭和59年製のヤマハC3をすでに発注済みで、4月6日に入荷予定。
中古グランドは、自分的には昭和48年から53年のG3EかC3Bが良いのですが、やたらC3を指定するお客様が多いので次のピアノはその理想の時期からは少し外れますが、辛うじて昭和50年代という事で59年製のC3を仕入れました。

鍵盤の割れ修理 - 2017.03.09 Thu



鍵盤に埋め込まれている鉛は錆びると膨張して膨れ上がり、鍵盤が割れることが有ります。

IMG_1284.jpg

この場合は、鉛をオーバーサイズのフォルスナービットで一旦抜いてから穴を埋めますが、この時多くの技術者は鉛の大きさに合わせて8mm、10mm、12mm、14mmとそれぞれの鉛に合わせて穴をあけ、それぞれの大きさのプラグで穴埋めをする方が多いようですが、私の場合は。すべて一律に15mmのビットで鉛ごと抜いて15mmのプラグで穴埋めをします。
その方がはるかに作業性は良くなりますし、プラグは15mmの一種類だけで良いので断然早いです。

IMG_1289.jpg

こんな感じです。
一番下の白鍵は接着時にクランプで強く挟んでいたのですが、年季の入った割れだったのか少し上下に膨れ上がっているので、鍵盤を貼り替える時に、ベルトサンダーで上面と下面が水平になるように少し削ってから白鍵を貼り換えます。

116年前のベヒシュタインの鍵盤漂白 - 2017.03.05 Sun



鍵盤筬の漂白の次は鍵盤自体の漂白です。これはキーブッシングやバックチェックスキンも全部貼り換える時でないとできませんが、アンティークピアノのオーバーホールの時にはよくやります。

IMG_1276.jpg

バックチェックアンダーフェルトとバックチェックスキンも蒸気を当てて剥がしています。鍵盤は漂白することで、真っ黒なヨゴレと黄ばみで見えなかった鍵盤の木目がクッキリと見えるようになっています。

鍵盤筬の漂白 - 2017.02.22 Wed

IMG_1247.jpg

ビフォアーアフターです。



116年前のベヒシュタインは経年変化とヨゴレによって鍵盤筬は真っ黒になっていましたが、漂白してからすべてのキーピンを打ち替え、バックレールクロスも貼り換えてすっかり綺麗になりました。
また仕事の合間で天気の良い日を見つけて今度はもっと汚れている鍵盤部分を漂白してバックチェックアンダーフェルト貼り換え、バックチェックレザーの貼り換え、キーブッシングクロスの貼り換え、鍵盤の割れの修復など、鍵盤本体の修理にかかります。

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weissenbach

Author:weissenbach
香川県で輸入ピアノ専門店と修理工房を営んでいる白川ピアノ調律所です。
ワーグナーが愛し、リストが人生の最後に探し当てた究極のピアノ・シュタイングレーバーピアノの日本輸入代理店です。

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